結婚式にお呼ばれした時の服装に人気の「ノースリーブドレス」ですが、着用するにあたって様々な注意点があるのはご存知ですか?当日会場で浮いてしまわないように、押さえるべきマナーをご紹介します。季節別のコーデポイントもまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。
結婚式にノースリーブドレスを着るのはOK?
昼間の結婚式では避けた方が良い
着替えなくても様々な雰囲気のコーデが楽しめるノースリーブドレス。しかし昼間の時間帯の結婚式は、アフタヌーンドレスをはじめ、光沢がなく肌を出さないドレスを選ぶのがマナーとされています。
そのため、昼間の時間帯の結婚式ではノースリーブドレスを避ける女性が多い傾向にあります。昼間にノースリーブのドレスやワンピースのみで出席すると、周囲から浮いて見えてしまう場合もあるため注意しましょう。
夕方~夜間の結婚式・二次会にはOK
一般的に、18時以降に行われる結婚式や披露宴・二次会では、ノースリーブドレスの着用はNGマナーにならないとされています。日が沈んで室内照明が強くなることから、肌をほどよく見せることで会場の雰囲気を華やかにできることが理由です。
控えめな装飾が付いたドレス・光り物のアクセサリーなどを組み合わせることで、写真撮影にも映えるコーディネートにまとめられます。
結婚式の雰囲気・会場の格式によってはOK
同じ結婚式であっても、式のスタイルや会場の格式によってはノースリーブドレスがマナー違反にならない場合があります。例えば、教会や高級ホテルで行われる結婚式の場合は、露出の少ないドレスを着用する女性が多い傾向にあります。
対してガーデンウェディングのようにカジュアルな結婚式の場合は、昼夜問わずノースリーブドレスで華やかに演出してもOK。結婚式によっては、あらかじめ当日の服装が指定されている場合もあるため、招待状などで事前にチェックしておきましょう。
結婚式にノースリーブドレスを着る際の基本マナーは?
昼に着用する場合は羽織り物を用意しておくこと
特に昼の結婚式でノースリーブのドレス・ワンピースを着用する際には、羽織り物を用意するのが基本マナーです。種類については季節に合わせることを心がけましょう。春夏には薄手のショールやボレロ、秋冬には厚手のショール・ジャケットをチョイスするのが◎。
ノースリーブドレスに併せる羽織り物は、素材にも注意!特に毛皮は殺生を連想させることから、おめでたい結婚式にはふさわしくありません。フェイクファーについても、毛が抜け落ちやすいという点で縁起が悪いとされています。
夏ならリネン・コットンなどのサラサラとした生地が、秋冬には、シルクやウールなどの温かい素材が人気です。気温が不安定な春は、薄手のボレロやショールを用意しておくと、その日の気温に合わせて使い分けられます。
露出が多い・華美なデザインは避けるのがマナー
結婚式はあくまでフォーマルなセレモニーであるため、露出が多すぎる服装はNGマナー。特にワンピースドレスの場合、スカート丈を事前にチェックしておきましょう。スカート丈が短すぎるドレスは、下品な印象を与えてしまう場合もあります。立っている時の丈はもちろん、椅子に座った時に短くないかを確認しておくと安心。
また華やかな雰囲気の結婚式ですが、主役はあくまで新郎新婦であるため、花嫁よりも目立たないようにすることが大切。ドレスやワンピースを選ぶ時にも、色・装飾が派手なものは避けましょう。特に昼間の結婚式の場合、スパンコールやビジューなどがたくさんついたものは、写真撮影時に反射することがあるためNGです。
また、結婚式の後に二次会に参加される方も多いのではないでしょうか。以下の記事では二次会の服装マナーについて紹介しています。小物類やヘアスタイルに関しても触れているので、是非参考にしてくださいね。
【春】パステルカラーのノースリーブドレスで結婚式を華やかに
はしごレースはフェミニンな印象を与える
Dress Lab(ドレスラボ)
スカラレースTOPSワンピース
9,900円 (税込み・参考価格)
女性らしさを引き立てたい場合には、はしごレースを使ったノースリーブドレスも素敵です。身頃やネックラインにさりげなくあしらうことで、一般的なレース素材に比べて落ち着いた印象を与えられます。
また春に人気のパステルカラーとの相性が良い点もポイント。ピンク・黄色などの明るい色を併せることでフェミニン感だけでなく、春らしさを意識したコーデにまとまります。上品な雰囲気にしたい場合はグレージュや白の羽織り物を、コーデ全体を引き締めたい場合は黒・ネイビーがおすすめです。
オーガンジー素材のドレスは上品で華やかな雰囲気を演出
LANVIN en Bleu (ランバンオンブルー)
フラワーオーガンジーワンピース
58,300円 (税込み・参考価格)
華やかさを重視したい女性には、オーガンジー素材を使ったノースリーブドレスもおしゃれですよ。少し透け感と光沢を持たせた生地であるため、夕方~夜間の結婚式でもしっかり映えるのが魅力的。アシンメトリーなデザインのスカートをチョイスすれば、さりげなく個性を演出できます。
またオーガンジーは、刺繍との相性が良い素材であるため、細かい刺繍が施されたデザインを選ぶことで春らしさを演出できます。ドレス自体が明るく華やかであるため、黒やグレーのかっちりとしたジャケットを併せてスタイリッシュに見せるのも◎。
マーメイドデザインで女性らしいシルエットに
23区(ニジュウサンク)
ライトダブルクロスワンピース
30,800円 (税込み・参考価格)
エレガントな着こなしをしたい女性には、マーメイドデザインを採用しているドレス・ワンピースもおすすめです。ウエスト部分が少しタイトで、裾に向かってフレアデザインになっていることから、シルエットにメリハリが出せます。
マーメイドデザインは、高身長の女性だけが着こなせるイメージを持たれがち。しかし”ソフトマーメイド”と呼ばれる、メリハリが緩やかなものを選べば、体型を自然にカバーしてくれるので着る人を選びません。クールに見せるならショート丈のジャケット、春らしさを重視するなら長めのショールを併せるのも◎。
【夏】透け感のある生地のノースリーブドレスで季節感を演出
プリーツデザインは清楚感を引き立てる
Dress Lab(ドレスラボ)
部分プリーツワンピース
8,250円 (税込み・参考価格)
可愛らしさを演出したい場合には、プリーツデザインを使ったドレスも人気です。特にプリーツとレース素材をミックスさせたデザインは、かすかな透明感を持たせられることから、夏の結婚式でも爽やかな印象にまとまります。
またシフォンプリーツの場合、動きに合わせてふんわり揺れるため、角度によって違ったニュアンスを演出できる点もポイント。レース素材のボレロ・ショールなどと併せることで、より可憐な雰囲気が引き立つ夏コーデになります。
サイドチュールでスタイリッシュな大人の夏コーデに
組曲(クミキョク)
サイドチュールレースアップワンピース
14,850円 (税込み・参考価格)
「可愛らしすぎるドレスは少し苦手」という女性には、部分チュールが施されたワンピースもGOOD!スカートのサイド部分にチュールレースを使ったものは身丈のデザインがシンプルなものが多く、子供っぽい雰囲気になりにくい点が魅力的です。
裾にかすかな透明感を持たせられるため、ダークカラーのドレス・ワンピースを夏に着用する場合も爽やかな印象を与えられます。コーデ全体が暗くならないように、バッグや羽織り物を白やライトグレーなどの明るい色でまとめるのがおすすめです。
フィッシュテールデザインでほどよい抜け感をプラス
Eimy Pearl by POWDER SUGAR (エイミーパールバイパウダーシュガー)
総レースノースリフィッシュドレス
19,580円 (税込み・参考価格)
「他の女性ゲストとコーデが被りたくない」という方には、フィッシュテールデザインのドレスもぴったり。前後で丈の長さが違うデザインであり、角度によって違ったニュアンスを演出してくれます。ボディラインを自然にカバーしてくれるため、30代以降の体型の崩れが気になってきた女性にもおすすめです。
またコーデ全体に奥行きを持たせられるため、女性らしいふんわりとしたシルエットにまとめられる点もポイント。チュール素材やレース刺繍と組み合わせることで、夏らしい涼しげな雰囲気になりますよ。エレガントに見せたい場合は、パールネックレスや深い色の羽織り物と併せるのも◎。
【秋】織物系ノースリーブドレスで落ち着きのある結婚式コーデに
ツイード素材のドレスでクラシカルな秋コーデに
EPOCA THE SHOP (エポカ ザ ショップ)
マリアツイードドレス
98,010円 (税込み・参考価格)
落ち着いた大人の雰囲気でまとめたい場合には、ツイード素材を使ったドレス・ワンピースも素敵です。ツイード素材はフォーマルウェアにも多く使われており、落ち着きのあるクラシカルな印象になります。
秋の結婚式の場合、会場によっては少しシンプルすぎて見える場合もあります。その場合は、白やグレージュ系の羽織り物で華やかさをプラスするのもおすすめです。
サテン生地のドレスでラグジュアリー感をアップ
ef-de (エフデ)
カシュクールドレス
38,610円 (税込み・参考価格)
夕方~夜間の結婚式に出席する場合には、サテン生地を使ったノースリーブドレスもおしゃれです。織物系素材のなかでも、サテンはソフトな光沢となめらかな肌触りがあるため、室内照明によく映える点がポイント。
Aラインデザインとの相性も良く、シンプルにまとめるだけでも高級感のある秋コーデになります。カシュクールデザイン・Vネックラインを採用したドレスを選べば、ネックレスが映えるコーデにも変身しますよ。
ジャガード生地ドレスはシャープな印象に
URBAN RESEARCH OUTLET (アーバンリサーチアウトレット)
ラメジャガードドレス
19,140円 (税込み・参考価格)
洗練された雰囲気を出したい場合には、ジャガード生地を使ったドレスでコーデを考えるのもおすすめ。デザインを直接生地に織り込んだ素材であり、服装に立体感や高級感を演出できることから、結婚式や二次会用のドレスにも人気です。
特にラメ糸を使ったデザインは、照明や動きに合わせてさりげなく光るため、昼夜問わず華やかな印象にまとめられる点が魅力的。トップス部分が無地になっているものをチョイスすれば、ショールやジャケットなどの羽織り物が映える秋コーデになりますよ。
【冬】優雅さが引き立つダークカラーのノースリーブドレスが人気
シャンタン生地ドレスでフォーマル感をアップ
23区(ニジュウサンク)
シャンタンシックワンピース
29,700円 (税込み・参考価格)
暖房がしっかり効いている会場が多い冬の結婚式には、シャンタン生地を使ったドレスも人気です。シャンタン生地はほどよい厚み・サラサラとした手触りが特徴であり、冬のパーティードレスにも多く使われています。また、さりげない光沢があるため、ダークカラーと併せることでフォーマル感を演出できます。
特に羽織り物と併せる場合には、ウエスト部分にギャザー・切り替えが入ったデザインをチョイスするのも◎。ショート丈のジャケットと併せればクラシカルに、ボレロと併せればエレガントな印象を与えられます。
オパール加工で大人の女性らしい雰囲気をアップ
EPOCA THE SHOP (エポカ ザ ショップ)
オパールフラワードレス
38,610円 (税込み・参考価格)
落ち着きのあるコーデでまとめたい場合には、オパール加工が施されたドレスも人気です。生地全体に透かし模様が入っており、コーデ全体に立体感を出せることから、ダークカラーのドレスに華やかさをプラスできます。
さらに毛足の長いベルベット素材をベースとしたドレスをチョイスすれば、より暖かくて高級感のある冬コーデに仕上がります。パールネックレス・明るい色のジャケットと併せれば、ノーブルな雰囲気にもまとまりますよ。
全体プリーツドレスは様々なスタイルが楽しめる
23区 (ニジュウサンク)
ブライトジャージーワンピース
36,300円 (税込み・参考価格)
優しい印象を与えたい場合には、全体プリーツをあしらったドレスもおしゃれですよ。細かいプリーツがボディラインをふんわりカバーしてくれるため、フェミニンな雰囲気を演出してくれます。
ダークカラーとも相性が良く、ネイビーやダークグリーンなどの色と併せることでクラシカルな冬コーデにまとまります。シルエットをすっきり見せたい場合には、バックルベルトでウエストをマークするのもおすすめです。
結婚式のノースリーブドレスはマナーを押さえて着こなそう!
結婚式用コーデに人気のノースリーブドレスは、季節に合わせてコーディネートすることで、より上品な印象を与えてくれます。友人や家族の結婚式に、ノースリーブドレスを着る予定の方は、ぜひ今回ご紹介したマナー・季節別コーデを参考にしてみましょう。
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