無駄な出費を減らすには?今日からできる節約術

2025

「給料は上がらないのに、税金ばかりが増えていく」といったように、特に贅沢はしていないはずなのに、日々の生活コストに悩む人は多いのではないでしょうか。そして、解決方法として副業に挑戦したいと思っても、家事や子育てに追われ、思うように時間が取れないという人も少なくないはず。

一方で、毎月の出費が増えていると感じたとき、それは節約のチャンスかもしれません。実は、気づかぬうちに払い続けていたり、惰性でお金を使ってしまっている部分を見直すだけでも、生活の質は変えずに出費だけを抑えることが可能です。

そこで本記事では、誰でも今日からスタートできる節約術を紹介。具体的なサービスやアプリも交えて解説していますので、今日から実践できる方法をぜひ見つけてみては。

仮想通貨で電気代を支払う

夏には涼しいクーラー、冬には暖かい暖房。心地よい生活環境を求めると、どうしても電気代がかさんでしまいますよね。とはいえ、電気を使わない生活というのも、非現実的でしょう。

実は今、仮想通貨を電気代の支払いに活用する方法が、節約の1つとして注目されています。たとえば、仮想通貨取引所のコインチェックでは電気代をビットコインで支払うことで、2つのメリットを提供。1つが電気代の1~7%分のビットコインを付与するというもの、もう1つは電気代を1~7%割引するというものです。

もちろん、仮想通貨には価格変動リスクがあるため、全額をこのような手段に頼るのはおすすめできません。しかし、最近ではビットコインが12万ドルを超えるなど、価格は高止まり。そして、ビットコインの上昇に伴い、市場全体が活発化するケースが多いことから、初心者であっても次に伸びる買うべき仮想通貨をチェックしている人が増えています。

そうした背景を踏まえると、すでに保有している仮想通貨を生活費の一部として活用することは、選択肢のひとつとして十分に検討する価値があると言えるでしょう。

不要なサブスクを見直す

NetflixやSpotifyなど、日常的に利用しているサブスクリプションサービスはさまざまありますよね。しかし、コロナ禍で在宅時間が増えた際に、当時複数のサブスクに加入したことで、解約を忘れてしまっているケースも少なくありません。

そのため、定期的にカードの明細やApp Store・Google Playの「定期購入」セクションを確認することをおすすめします。普段から「つい解約を忘れてしまう」という人は、「マネーフォワード MEや「Moneytree」といった家計管理アプリを利用することで、自動的に支出を分類でき、思わぬ継続課金を見逃さずに済みます。

スマホを格安プランに変える

国内のスマートフォン比率はなんと97%と報告されているように、スマホは日々の生活になくてはならないツールです。一方で、大手キャリアを使用している場合、月々7,000円以上を支払っている人も珍しくありません。年間計算では8万4,000円以上ですので、実際に数字で見ると「高いな」と感じるのではないでしょうか。

しかし、現在は3GBで月990円(税込)のLINEMOや、3GBで月1,078円(税込)+通話無料の楽天モバイルなど、コストパフォーマンスの高いプランが多く提供されています。大手キャリアに比べて通信速度に不安を感じる方もいるかもしれませんが、都市部では特に問題なく利用できるケースが増えています。

さらに、乗り換え手続きはオンラインで完結が可能。そのため、自宅に居ながら乗り換えて、時間や手間の負担を最小限に抑えることができます。

ポイ活でポイントを貯める

ポイント活動、略して“ポイ活”は、近年多くの人にとっての身近な節約手段となっています。日常生活において無理なく実践できることが、ポイ活最大の魅力でしょう。

たとえば「モッピー」というサービスを経由し、ネットショッピングで5万円分の商品を購入すると、5,000ポイントを獲得。また、GMOポイ活というサービス内でガチャを引くと、最大100ポイントが当たるチャンスが毎日巡ってきます。

他にも、移動距離に応じてポイントが付与される「トリマ」や、レシートを撮影して送信するだけで換金できる「ONE」なども、スキマ時間を使った実用的なポイ活手段として注目されています。

食費を無駄なく抑える

食費は家計の中でも変動しやすく、節約効果が出やすい分野。 そして、無駄を減らすためには、「買いすぎない」「使い切る」ことを意識するのが基本となります。 

具体的な方法として、買い物に出かける前にスマホで「Listonic」などのリストアプリを使って必要なものを書き出しておくと、余計なものをカゴに入れてしまうのを防ぐことができます。 実際にリストを片手に買い物をすると、計画通りに動けるため、無駄がぐっと減るはずです。 

さらに、冷蔵庫に半端に残った食材があるときは、料理レシピ動画サービスの「クラシル」を開けば、その食材を活かしたレシピがすぐ見つかります。 こうした工夫を続けると、食品を捨てることも減り、食費を抑えることにつながるでしょう。

キャッシュレス決済に切り替える

現金主義という人も未だに多いものの、節約を考慮した場合に、同じ金額の支払いでもキャッシュレス決済の方がお得になるケースが増えています。

たとえば、楽天ペイで支払いを行うと、常時1.00%の還元を受けることが可能。また、日本全国のコンビニやレストランで使用可能なPayPayは、決済時に「PayPayスクラッチくじ」という不定期で開催されます。そして、もし1等に当選すると、なんと全額がポイント還元されます。

また、au PAYやメルペイでは期間限定の高還元キャンペーンが頻繁に行われており、対象店舗をうまく選ぶことで、日常の支払いをよりお得にできるでしょう。

フリマアプリを活用する

家の中を見渡すと、「もう使っていないけれど捨てるには惜しい」というものが意外と多くあります。そうした品はフリマアプリに出品してみると、思いがけない値段で売れることがあります。代表的なサービスとしては「メルカリ」や「ラクマ」があり、衣類や雑貨、本、小型家電まで幅広いカテゴリーが取引されています。

売却によって得た収入はそのまま家計のプラスになりますし、同時に部屋の整理にもつながります。また、購入する側としても、新品にこだわらなければ状態の良い品を定価よりずっと安く手に入れられるため、生活費の節約になります。フリマアプリには期間限定のポイント還元や割引キャンペーンが実施されることもあり、これを活用すればさらにお得です。

さらに、先ほど仮想通貨について触れましたが、実はメルカリでもビットコインの売買が可能。加えて、2024年からはビットコインによる商品の購入にも対応し始めました。この機能を使うことで、仮想通貨投資を続けながら、同時に商品をお得に手に入れることができるのです。

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