結婚式場のクロークに関するお悩みを解決!当日預けるものやタイミングは?

用語集

結婚式場のクロークって何するところ?と、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、当日預けるものやタイミングなど、結婚式場のクロークに関する疑問について解説していきます。結婚式に参列する際の参考にしてください。

結婚式場のクロークとは何するところ?

クロークは荷物を預ける場所

ホテル

クロークとは結婚式場やホテルには必ずある、荷物を預ける場所のことを言います。結婚式当日が悪天候で到着してから着替えることや、寒い時期にはコートのような防寒具で荷物が嵩張ってしまうことも。会場内で大きな荷物は邪魔になり、周りの方に迷惑をかけることもあるため、マナーとして持ち込まないようにします。

一般的にクロークは、会場や施設の正面入口の近くにあります。結婚式場や披露宴会場が複数の階にあるホテルでは、各階のエレベーターホール近くにあることも。基本的に見付けやすい場所にあるので、心配いりません。

挙式と披露宴の両方に出席する場合はメインクロークに

挙式と披露宴の両方に出席する場合は、荷物をメインクロークに預けるのが良いでしょう。挙式と披露宴会場が異なるフロアの場合や、場所が離れているとこともあります。最初に式場近くのクロークに預けてしまうと、披露宴会場に向かう際、大きな荷物を引き取って移動することも。

会場や施設の正面入口近くのメインクロークに荷物を預けておけば、何度も行き来することや大きな荷物を持っての移動を防げます。当日スムーズな行動をとるために、必要なものだけをまとめて、他の荷物はすべて預けてしまいましょう。

結婚式場のクロークに預けるタイミングは?

預けるタイミングは受付前

クロークに預けるタイミングは、披露宴の受付前が一般的です。結婚式場に到着してからドレスを着る方は、着替後のタイミングがベター。着替え・ヘアセット・メイクなど身支度を整えて、履いてきた靴も一緒に預けると良いですよ。結婚式のマナーとして、持ちものはコンパクトにするのがgood。

荷物を預けた後も、出し入れのタイミングは自由です。途中で必要になった荷物を取りに行くことも可能ですが、利用するゲストが多いと行列ができる場合も。何度も行き来しないよう、預けるものと会場に持ち込む荷物はきちんとチェックしておきましょう。

受付でご祝儀を渡した後、袱紗を預けるタイミングで、再度クロークを利用する場合もあります。ご祝儀を丸裸で持って行くのはNGマナーになるため、袱紗は必要ですが、受付後バッグに入らず邪魔になることも。その場合は、袱紗だけでもクロークで預かってもらえますよ。

荷物の預け方・受付までの流れ

荷物

初めてクロークを利用するときは荷物の預け方を迷うことがあるかもしれませんが、係りの人に渡すだけでOKです。預けたい荷物をまとめて渡すと、番号札や預かり証が渡されます。引き取るときに必要になるため、無くさないようにしましょう。

結婚式場に到着してから、受付までの流れを下記にご紹介します。お呼ばれ用の服装で行く方や会場に到着してから着替える場合、挙式から参列する場合など、ゲストのパターン別に紹介しています。マナーを押さえたスムーズな対応ができるように、チェックしてみてください。

お呼ばれ用の服装で行く場合
  1. 会場・施設に到着
  2. クロークに荷物を預ける
  3. 結婚式・披露宴の受付
  4. ご祝儀を渡す
会場で着替える場合
  1. 会場・施設に到着
  2. 更衣室で着替えて、荷物を整理する
  3. クロークに荷物を預ける
  4. 結婚式・披露宴の受付
  5. ご祝儀を渡す
挙式から参列する場合
  1. 会場・施設に到着
  2. クロークに荷物を預ける
  3. 挙式の受付をする
  4. 挙式に参列
  5. 披露宴前の受付をする
  6. ご祝儀を渡す

結婚式場のクロークに預けるもの&NGの荷物

預けるもの

コート

クロークではコートや上着などはもちろん、着替えた服や靴も預かってもらえます。移動のバッグには決まりはないので、荷物をまとめて持って行き、会場に到着してから入れ替えてもOK。移動用として使ったバッグも、預けられるので安心してください。

また、遠方からのゲストは結婚式の準備だけでなく、移動や宿泊に必要なものもあるので荷物が多くなりますよね。宿泊施設が併設した場所やゲストも利用できる更衣室がある会場では、スーツケースごと預けても大丈夫ですよ。前日から宿泊していてチェックアウトした後でも、荷物は預かってもらえます。

カメラ・パソコン・タブレットなど取り扱いに注意してもらいたい精密機械は、預けるときに一声かけておいた方が良いでしょう。故障や不具合が起きても自己責任になるため、専用ケースに入れて万が一に備えることも大切です。

  • コート
  • マフラー
  • スーツケース
  • キャリーバッグ
  • ビジネスバッグ

NGの荷物

クロークに預けられない荷物は、お金やカード類が入った財布やご祝儀などのような貴重品です。挙式から続けて出席する場合、披露宴の受付でご祝儀を渡すため、間違って荷物と一緒に預けてしまわないよう注意しましょう。

また、規模の小さな結婚式場はクロークのスペースに限りがあるため、大きな荷物やひとりでたくさんの数を預けるのはNGの場合も。余興や二次会に使うために、大きな荷物を持って行くゲストは、事前の確認がおすすめです。

  • 財布
  • ご祝儀
  • 割れもの
  • 生もの
  • 冷凍食品
  • ペット

結婚式の会場内に持ち込むもの

結婚式場のクロークでは、荷物をすべて預かってくれるわけではありません。貴重品の管理は自己責任になりますので、会場内に持ち込んでも邪魔にならないよう、コンパクトにまとめましょう。下記に会場内に持ち込むものの例をご紹介していますので、荷物の整理に役立ててください。

クラッチバッグor小さめのハンドバッグで

ハンドバッグ

結婚式の会場内は、クラッチバッグや小さめのハンドバッグだけを持ち込むのがマナーです。大きなバッグやカジュアルなリュックなどは、パーティードレスに似合いません。小さめのバッグに、最低限の必要なものだけを入れるようにしましょう。

バッグのデザインのマナーに不安がある方はこちらの記事がおすすめ。マナーとしてふさわしいバッグの種類や色について詳しく解説しています。おすすめの商品もご紹介しているので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。

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また、普段使用している財布は、小さめのバッグに入らない可能性があります。貴重品は預かってもらえないので、その日に使うお金を小さめの財布に移し替えるがおすすめ。受付前に身支度を整えて、会場内で使わないものは預けるようにしましょう。

バッグの中身の例
  • 財布
  • スマホ
  • ハンカチ・ティッシュ
  • リップ

サブバッグもOK!

小さめのバッグだけでは荷物が入りきらないという場合は、サブバッグの利用もOKです。フォーマルバッグは小さめなので、必要なものをすべてまとめるのは難しい場合もあります。財布やスマホだけでいっぱいになり、袱紗が入らないことも。

カメラやメイク道具なども持ち込みたい場合は、サブバッグを利用しましょう。ただし、大きいサイズやカジュアルな雰囲気のバッグはNG。サテン生地などの高級感のある素材で、結婚式に相応しいデザインにするのがマナーです。

サブバッグの中身の例
  • 袱紗
  • カメラ
  • メイク道具
  • 予備のストッキング

羽織ものもあると便利

結婚式の会場内に、羽織ものを持って行くのも良いでしょう。夏場は袖の短いドレスを着用することが多くなりますが、会場内の冷房が効きすぎて肌寒く感じることも。おしゃれと防寒を兼ねた、ショールやボレロなどで対策しましょう。

会場内が快適な温度で設定されている場合、羽織ものを着ていると暑く感じ、いらなくなることもあります。手元に置いておくのは邪魔になるため、羽織ものを脱いでもOKなデザインのドレスなら預けるのが良いですよ。

結婚式はクロークを上手に活用しましょう

結婚式

結婚式場のクロークでは、ゲストの荷物を無料で預かってもらえます。大きな荷物も預かってもらえるので、遠方から出席される方も安心してくださいね。大人としてスマートな振舞いができるよう、会場内に持ち込む荷物は最低限にし、使わないものは預けるようにしましょう。

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