《女性向け》ドレスコードは全部で7種類！それぞれの服装の特徴を分かりやすく解説

結婚式やパーティーに参加する際、指定された「ドレスコード」にお悩みの女性も多いのではないでしょうか？今回は、女性向けのドレスコード別コーデをご紹介します。種類ごとの違い・特徴などもまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください！

ドレスコードをふまえて服装を考える時のポイントとは？

ドレスコードは会場の種類・格式によって変わる

結婚式やホテルでのパーティーをはじめとした、様々なフォーマルシーンにおいて話題にされるドレスコード。日本では全部で7種類存在しており、最も格式が高いのがフォーマル、一番カジュアルなものがスマートカジュアルと呼ばれています。

また、場の雰囲気が乱れないための配慮として設けられたマナーであることから、具体的な内容は会場の格式によって変化します。例えば同じレストランであっても、高級ホテルのレストランの場合はインフォーマルコーデで参加するのが一般的です。

カジュアルな雰囲気のお店の場合、フォーマルすぎるとお店の雰囲気から浮いて見えてしまうこともあります。そのためスマートカジュアルをはじめとした、少しカジュアルダウンした服装が好まれます。

時間帯によって服装が異なる場合もある

また、同じドレスコードであっても、時間帯によって内容が少し変化します。一般的には午前中～18時までは昼の装いを、18時以降は夜の装いをします。特に結婚式や披露宴などのフォーマルシーンでは、パーティー自体が夜に行われることも多いため注意しましょう。

例えば昼間の場合、太陽の光で会場全体が明るくなることから、主役よりも目立たないように光沢のない素材の服装を選ぶのが基本。反対に夕方～夜の場合、会場が暗くなることから、昼に比べて華やかな服装でまとめるのが一般的とされています。

夫婦・パートナーと出席する場合はドレスコードを揃えること

結婚式や披露宴などといったパーティーの場合、パートナーや夫婦一緒に参加するというシーンも多く存在します。その際は、2人のドレスコードを揃えるのがマナーです。

例えばドレスコードがフォーマルであった場合、男性が洋装であるのに女性が和装をしていては、統一感がなく違和感が出てしまいます。そのため、ドレスコードがあるフォーマルシーンに2人で出席する場合は、あらかじめお互いの服装のテイストを揃えておくことが大切です。

ジーンズ・Tシャツなどは基本的に含まれない

カジュアルエレガンスやスマートカジュアルのように、ドレスコードのなかには”カジュアル”という言葉が付くものもあります。気軽な服装という意味を持つカジュアルですが、ジーンズやTシャツなどといった、ラフすぎる服装は基本的にNG。また、爪先が開いた靴やサンダルも避けるのがマナーです。

そのため、たとえ会場のドレスコードにカジュアルと書いてあっても、基本的にはきれいめコーデを心がけておくと安心。お店やパーティーによっては、ドレスコードの内容に具体的な指定が入る場合もあるため、不安な場合はあらかじめ確認しておくのもおすすめです。

【フォーマル】最も格式が高いドレスコードの種類

フォーマルは正礼装と呼ばれており、数あるドレスコードのなかで最も格式が高い正装を意味します。冠婚葬祭をはじめとした儀式に出席する際に着用するのが一般的です。結婚式では特に、新郎新婦の親族が着用します。

昼間は肌の露出を控えたアフタヌーンドレスが定番

昼間に行われる結婚式・式典に参加する場合は、落ち着いた色味のアフタヌーンドレスが定番です。肌の露出を控えることを心がけ、腕周りがしっかり隠れるデザインをチョイスするのが◎。

ワンピースを着用する際には、ジャケットと併せるのが基本です。しかしショールデザインドレスの場合は、ジャケットがなくても腕周りを自然にカバーしてくれますよ。シンプルなパールネックレスを添えるだけで、華やかさをさりげなくプラスできる点もポイント。

夜はイブニングドレスで華やかに

夜に結婚式などのパーティーに出席する場合は、レース袖のイブニングドレスが素敵です。イブニングドレスはノースリーブデザインが多い傾向にあります。しかし、あえてレース袖が付いたドレスを選ぶことで、上品で落ち着きのある印象を与えられます。

ビジュー付きの素材やアクセサリーをプラスすれば、レストランや夜のパーティーでも華やかになりますよ。また夜間は会場の照明が強めになっていることもあり、淡い色よりも、照明でしっかり映える赤・濃紺などの深い色を選ぶのが◎。

【セミフォーマル】ドレスコードのなかでも特に着る機会が多い種類

フォーマルの次に格式が高いセミフォーマル。結婚式や高級ホテルでのパーティーにはもちろん、学校関係のセレモニーなどで指定されることが多いドレスコードです。日本では準礼装とも呼ばれており、フォーマルシーンにおいて特に着る機会が多い傾向にあります。

レース素材でさりげなく高級感を

ゲストとして結婚式・入学式に参加する場合などは、レース素材のカクテルドレスがおすすめ。特にラッセルコードレースをトップスにあしらったドレスは、シンプルでありながら華やかさを演出してくれます。

シルエットにもこだわりたい方は、Aラインデザインのワンピースドレスも素敵ですよ。アクセサリーとの相性も良いため、チョーカータイプのネックレスを併せるだけで、パーティー向けの服装にまとまります。

学校関係の式典ならジャケットを羽織るのが一般的

入学式や卒業式、謝恩会などといった、学校に関するセレモニーの場合は、ジャケットを羽織るのが一般的です。他のドレスコードとは違い、華やかさは控えめにすることを心がけることが大切。

色については、別れを意味する卒業式や謝恩会では黒色やグレー、入学式や謝恩会では白やベージュが定番。色選びで迷った際には、着回しがしやすい濃紺を選ぶのがおすすめです。トップスや小物の色を変えるだけで、式典の内容に合った上品コーデに仕上がります。

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【インフォーマル編】フォーマルほど堅苦しくないパーティー向けの装い

インフォーマルは、日本において略礼装と呼ばれる装い。主に結婚式の二次会や家族会などといった、フォーマルほど堅苦しくない雰囲気の場合に好まれます。また、招待状などに”平服”と書かれている場合には、インフォーマルが該当することも少なくありません。

総レースドレスでクラシカルなコーデに

フォーマル感の中にも華やかさを演出したい場合は、総レースのワンピースドレスをチョイスするのもOK。腕やフロント部分にラッセルレースを取り入れることで、クラシカルで上品な装いになります。レストランなどでも映えるデザインであるため、パールネックレスなどを添えてもおしゃれですよ。

また、シルエットにメリハリを出したい場合はタイトシルエットもおすすめです。ラッセルレースはシルエットに立体感を出せるため、タイトデザインと併せれば、角度によって異なるニュアンスを演出できます。

オールインワンのパンツドレスで都会的に

カジュアルな雰囲気で行われる結婚式・パーティーの場合は、オールインワンタイプのパンツスタイルも人気。コーデ全体をすっきり見せてくれるため、スマートな服装が好きな方にもおすすめです。

特にウエスト部分にタックデザインが入ったパンツドレスは、クールな中にも女性らしいシルエットを演出してくれる点もポイント。ヒールが高めの靴と併せることで、足元までシャープなフォーマルコーデになります。

【スマートエレガンス】フォーマルに寄せた上品な装い

スマートエレガンスは、カジュアルな装いのなかで最もフォーマルに近い服装とされています。主に結婚式の二次会・高級ホテルでの食事をする際、必要とされるドレスコードです。インフォーマルよりもドレッシーなデザインの服が好まれます。

フレアデザインのパンツスタイルで個性を演出

こなれ感を出したい女性には、ペプラムデザインのパンツスタイルもおすすめですよ。くびれを強調するシルエットなため、体型を自然にカバーしたい時にも便利です。特にトップスの裾がフレア調になっているものは、一着で遊び心のあるきれいめコーデが完成します。

また光沢のあるサテン生地を採用したパンツドレスは、レストランでもしっかり映える点がポイント。アクセサリーや小物をシンプルにまとめるだけで、落ち着きのある大人の雰囲気を演出できます。

切り替え付きパンツドレスで優美なコーデに

優雅な大人の雰囲気を重視したいなら、切り替え付きのパンツドレスも人気。フラワー刺繍をあしらったケープ風の袖を採用したことで、一着でレストラン向けのドレッシーなコーデになります。

ウエスト部分をふんわりカバーできるため、ベルトなどでメリハリを付ける必要がない点もポイント。高級レストランで食事をする場合は、黒・濃紺などの落ち着いた色をチョイスするのがGOOD！

【カジュアルエレガンス】カジュアル感のあるきれいめな装い

カジュアルエレガンスは、インフォーマルに比べてカジュアル感が強い、きれいめコーデのことをを指します。主にお見合いや披露宴・会食などといった、少しかしこまったシーンにおすすめのドレスコードです。

プリーツワンピースで清楚な雰囲気をアップ

フェミニンな雰囲気を重視した場合は、プリーツワンピースもおしゃれですよ。細かく作られたプリーツはコーデ全体に立体感が出せるため、女性らしい軟らかな雰囲気を演出できます。

より華やかに見せたい場合は、ベージュや白などの明るい色をチョイスするのがおすすめです。ヒールが低めのパンプスや小振りのバッグと併せれば、より清楚なカジュアルエレガンスコーデにまとまります。

ティアードワンピースで優しい雰囲気に

上品で優しい雰囲気にまとめたい場合は、ティアードワンピースも素敵ですよ。ボリューム感がありながら、軽やかなゆったりシルエットがポイント。動きに合わせてふんわり広がることから、女性の優しい雰囲気を引き立ててくれます。

特にウエスト部分に切り替えが入ったワンピースは、コーデ全体にほどよいメリハリが付けられる点が魅力的です。シンプルなネックレスやブローチなどと併せれば、大人フェミニンなコーデに仕上がります。

【ビジネスアタイア】会社関連のパーティーにぴったりな種類

ビジネスアタイアは、主に会社のセレモニーや総会などといった、会社関連のパーティーで必要とされるドレスコードです。”ビジネス”という言葉が付いていることもあり、スーツをベースにコーデを考えると安心。

ノーカラージャケットスーツでシャープな雰囲気に

シンプルにまとめたい場合には、ノーカラージャケットスーツがおすすめ。一般的なビジネススーツに比べて抜け感があるため、レース素材のブラウスやシャツと併せるだけでエレガンスにまとまります。

また、入社式や華やかなセレモニーの場合は、ベージュやライトグレーなどの明るい色をチョイスすると◎。顔周りを明るく見せたい場合は、細めの一粒ネックレスを併せるのも素敵です。

ツイード素材は華やかなセレモニーにぴったり

会社の総会などで写真撮影をする場合は、ツイード素材のジャケットでコーデを考えるのもおしゃれですよ。特に細かなラメ糸を採用したジャケットは、控えめに輝くことから写真撮影時もよく映えます。

同素材のボトムスで揃えるのはもちろん、ネイビーや黒色のワンピースを併せてメリハリを出すのもOK。エレガンスな雰囲気を演出したい女性におすすめです。

【スマートカジュアル】ドレスコードのなかでは一番ラフな種類

スマートカジュアルは、ドレスコードのなかでは一番ラフな装いであり、厳格な規定はありません。しかし一般的に食事会・同窓会などで指定されることが多いため、普段着よりもきれいめを意識してコーデを考えましょう。

タックワンピースでスマートな女性に

クールな雰囲気を演出したい場合には、タックワンピースもおしゃれです。特にショルダー部分がタック調になっている服は、肩周りをシャープに見せてくれる点が魅力的。

バックルベルトをプラスすれば、体型に自然なメリハリを出せるうえ、ビジネス感をさりげなく演出できます。デコルテラインがVデザインになっているため、クルーネックのシャツをのぞかせても素敵ですよ。

テーパードパンツでハンサム感を演出

抜け感が欲しい女性には、テーパードパンツのセットアップも人気です。足元に向かって細くなるデザインなため、センタープレスを加えることで、シルエット全体を引き締めてくれます。

ネックラインに浅めのクルーネックを採用していることから、アクセサリー映えもする点もポイント。ロングネックレスを併せれば、より縦ラインを意識したきれいめコーデに仕上がります。「脚が長く見える服装が良い」という方におすすめです。

各種類のドレスコードを意識してワンランク上のコーデを楽しもう！

ドレスコードは種類によって様々な違いがありますが、レストランや会場の雰囲気に合わせて服装を考えることが何より大切。パーティー当日の服装選びにお困りの方は、ぜひ今回ご紹介したドレスコード別のコーデを参考にしてみましょう。